私たちは、新たなチャレンジとして、研究開発に積極的に取り組んでいます。最近の主な事業としては“光の特性”に着目したテーマを発見し、ニュービジネスの実現化を目指しています。
高齢化社会の到来とともに糖尿病の患者数は増加の一途をたどっています。現在、患者に必要な血糖測定は採血した血液中の糖度を測定する方法がとられています。
採血方法の問題点
- 採血時の苦痛と精神的負担
- 感染症の危険性
- 血液の付着した採血針の処理方法
私たちはこの大きな負担を取り除き、糖尿病になる方を少しでも減らし、また糖尿病の患者さんの負担を軽減、安心して生活できる環境を作りたいと思い、糖尿病の予防と治療に効果を発揮する新しい血糖値測定方法を研究開発しています。
膜厚測定器は、被測定物の膜厚を非接触、非破壊で測定することができます。レーザー干渉計とスーパールミネッセントダイオード(SLD)を使い、従来の光干渉計の空間伝搬路を光ファイバーで構成することによって、構成部品のコンパクト化と、周囲環境からの外乱に起因する不安定性を解決しました。ミリメートルオーダーまでの膜厚・層厚を0.01ミリメートルの分解能で自動測定する安定で使い勝手のよい膜厚測定器です。
- 非接触、非破壊で測定ができます。
- 微小部分の測定ができます。
- 離れた場所の測定物の測定ができます。
- メンテナンスが容易。
ファイバー長可変ユニットは、円筒形PZT圧電体に光ファイバーを巻き付けた圧電型光路長可変ユニットです。印加電圧に比例したファイバー長の変化が得られます。ファイバー回路に挿入することで、ファイバー長または光の位相を一定値、または高速にスキャンすることを必要とするあらゆる用途に使用できます。コンピュータ制御によるファイバーの微細伸縮やファイバー長の高速繰り返し任意波形伸縮変調などにも最適です。
- 電圧による光路微細伸縮。
- 簡単な接続。
- 安定で調整不要。